日テレ「波瀾爆笑」拡大でサンジャポ、ワイドナと対決

 日本テレビが1日、10月期の番組改編説明会を開いた。日曜朝のトーク番組「誰だって波瀾爆笑」(前9時55分)を10時55分までの60分番組から11時25分までの90分番組に拡大すると発表した。同時間帯には裏番組に「ワイドナショー」(フジテレビ)、「サンデー・ジャポン」(TBS)と人気番組がしのぎを削っており、今回の枠拡大でほぼ放送時間が完全に一致することになった。

 日曜朝の視聴率戦争で日本テレビが本気になった。「-波瀾爆笑」の枠拡大で、「ワイドナショー」の午前10時から午前11時15分、「サンデー・ジャポン」の午前10時から午前11時22分までと、ほぼ放送枠が一致する裏番組になった。従来、10時55分から放送されていた「東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…」は10月12日から水曜深夜に移動する。

 もともと、「-波瀾爆笑」の枠は91年4月に逸見政孝らの司会で始まった「いつみても平平凡凡」から「いつみても波乱万丈」、「-波瀾爆笑」と内容や出演者、放送時間を変更しつつ続いてきたトーク番組枠。直近でも安定した視聴率を記録しており、光浦靖子、大久保佳代子のオアシズ2人がそろって出演した8月21日は9・8%だった(数字はビデオリサーチ日報調べ。関東地区の平均世帯視聴率)。

 日本テレビも裏に情報番組が並んでいることは十分踏まえた編成としている。福士睦編成部長は「裏にワイドショーが並んでいるところでございます」と分析。「それ以外のソフトを見たいと思っている方をしっかり引き留めて『波瀾-』の長尺化で激戦区を勝ちたいと思っております」と意気込みを語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス