TBS BSで昭和歌謡版「ベストテン」 ランキングボードも“再現”
BS-TBSは2日、都内で10月期の番組改編会見を開き、10月13日から新音楽番組「昭和歌謡ベストテン」(木曜、後9・00)をスタートすると発表した。司会はタレント・関根勤(63)と長峰由紀アナウンサー(53)が務める。TBSの木曜9時台は、伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」が放送されていた枠。新番組でも、ベスト10のランキングなど「ザ・ベストテン」のテイストを生かした構成で、昭和歌謡をテーマに放送する。
ランキングは昭和世代の400人に対し、好きな歌など昭和歌謡に関するテーマ別にアンケートを実施。それをもとにランキングを作成して、毎週1つのテーマでベスト10を発表していく。
具体的には「ムード歌謡」「デュエット曲」「ご当地ソング」などのジャンル別、また「石原裕次郎」「阿久悠」といった昭和の音楽史を彩った人々の特集、年代別などのテーマを用意。初回の10月13日は「青春歌謡」となっている。
ランキングは「ザ・ベストテン」のボードを意識したCGで表現するなど、演出面でも伝説の音楽番組を踏襲する。
関係者は「同時間帯に地上波を含め音楽番組がない」ことに目を付け、同番組を編成。「懐かしさをベースに歌を届けたい」と歌と同時に演出も懐かしさ満載で届けるという。
ほかに新番組「夢の鍵」(10月8日スタート、土曜、後5・30)で、小出恵介(32)、賀来賢人(27)がナレーターを務める。