乃木坂46 第3期の12人が決定 暫定センターは16歳・大園

 アイドルグループ・乃木坂46の3期生オーディション最終審査が4日、都内で行われ、12歳から20歳までのファイナリスト12人が、全員合格となった。乃木坂オーディション史上最多となる4万8986人が応募。合格発表後の会見では、暫定センターを鹿児島県出身の高校2年生、大園桃子(16)が務めたが、緊張のあまり両手を震わせて「これから…頑張ります」と消え入りそうな声で決意表明した。

 昨年NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、3月発売のシングル「ハルジオンが咲く頃」では自己最多の82万4000枚を売り上げるなど、坂道を駆け上がるような勢いを見せつける乃木坂に、“新鮮力”が加わった。

 7月から始まったオーディションには、グループ史上最多の4万8986人が参加。1次審査(書類)、2次(面接)、3次(ダンス)、4次(歌と質疑応答)を通過した12人が、この日の最終審査に臨んだ。

 フリー曲の歌唱と質疑応答を終え、結果を待っていたところに、関係者から伝えられたのは「合格者は全員。皆さんです」の吉報。ファイナリスト全員合格は乃木坂オーディション史上初で、メンバーは顔を見合わせて涙をこぼした。

 発表直後の会見では、秋元康総合プロデューサー(58)による最終審査を見ての総合的な判断で、審査中から泣いていたという大園が暫定センターに指名された。名前を呼ばれた大園は、両手をぷるぷると震わせて緊張マックス。

 「何もできないのに受かったのが不思議です…」と弱々しく語り、目標には乃木坂の新曲でセンターを務める齋藤飛鳥(18)を挙げた。手の震えについて報道陣から質問されると、「してません」と“反論”したが、周りのメンバーから「してたよ!!」と間髪入れずツッコまれた。

 大園は鹿児島出身で、乃木坂のライバルであるAKB48グループでは柏木由紀(25)、宮脇咲良(18)が同郷。『48』の人気者に続くように、“おごじょアイドル”が47人体制となる『46』に新風を吹き込む。

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