鯉OBのお店も歓喜の瞬間へ向け大忙し 振る舞い酒やオリジナルタオル配付

 木下富雄氏
試合後、丸佳浩に歓声を送る広島ファン=7日、マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 広島が7日、25年ぶり優勝に王手をかけた。歓喜の瞬間を待つ広島OBの店では、その時に備えて準備を整えている。

 広島市内に13店舗ある「カープ鳥」では、全店で優勝翌日、時間制で振る舞い串に振る舞い酒を無料提供する。OBで「カープ鳥きのした 十日市店」の木下富雄さん(65)は選手、コーチとして6度の胴上げを経験。今回はお店での胴上げ観戦となる。「明日(8日)は予約で満席。テレビを置いてあるところで盛り上がろうとしているんじゃない」と鯉党と歓喜の瞬間を迎える。

 25年前の優勝時に選手だった「カープ鳥おさない」の長内孝さん(59)は、後輩たちの活躍に「すばらしい」と目を細めた。優勝時は「どうなるんですかね。その時になってみないと分からない」と想像もつかないようだ。

 91年V戦士の原伸次さん(53)が営む鉄板焼き屋「Haraya」では、優勝の瞬間から翌日にかけ来店者にオリジナルタオルを配る。お客は広島ファンが多く「今年はみんなテレビにかじりついている」と話した。

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