前回優勝91年生まれのカープ女子が鏡開き
プロ野球・広島の25年ぶりVから一夜明けた11日も、東京の鯉党たちの盛り上がりはとどまるところを知らなかった。銀座の広島県ブランドショップ「TAU」には、約3700人の客が来場。カープ関連グッズは瞬く間に売り切れるなど、大フィーバーとなった。
「TAU」の3階では、振る舞い酒用のたるを使った優勝記念の鏡開きが行われた。広島が前回優勝した1991年に生まれたカープ女子8人と、カープ女子の中で「神3」と称されるメンバーの1人、大井智保子さん(33)がバットや木づちを手に、「優勝おめでとうございます!」と声を上げながらたるをたたいた。
前夜は東京ドームでVの瞬間を見届けたという大井さんは「本当に最高でした!黒田投手の試合で決まったのが一番うれしかった」と興奮冷めやらぬ様子。「カープ女子」が増えた理由を「市民球団として、ファンみんなが育てる感じなので、母性本能がくすぐられるところじゃないでしょうか」と話した。