１９８４年１０月から翌８５年の４月まで放送された人気学園ドラマ「スクール・ウォーズ」に出演した俳優・山下真司（６４）、松村雄基（５２）らが１１日、都内で行われた、ドラマのブルーレイＢＯＸの発売を記念した同窓会イベントで集結した。イベントは、ライブ配信サービス「ＬＩＮＥ　ＬＩＶＥ」で生中継され４２万人が視聴。放送から３０年以上を経てもなお、高い人気ぶりを証明した。

　ドラマは、ラグビー日本代表の山口良治さんが京都・伏見工業高校を率いて全国優勝を果たすまでの実話を元にした作品で、この日は神奈川・川浜高校ラグビー部監督の滝沢賢治（山下）、川浜一のワル・大木大助（松村）に加え、森田光男役の宮田恭男さん（５２）、イソップ役の高野浩和さん（４９）が一堂に会した。

　場所は芸能界を引退した宮田さんが経営する世田谷区の寿司店。宮田さんは「同じ部活の仲間と再会した感じ」と感慨深げ。当時の思い出話に花を咲かせた山下は「３０年がたっても、これだけ注目されている。とてもありがたい。『ロッキー』にも俺たち負けてない。ラッキーだ」とダジャレを交えて喜んだ。

　松村も「今でもこれだけの方に応援していただける。俳優として、さらにしっかりやらないと」と話し、高野さんも「ファンの方に生でふれあい、感謝できる機会があれば」と、再会を楽しみにしていた。