アムロのイメージ強すぎ…古谷徹が苦悩語る
「巨人の星」の星飛雄馬、「機動戦士ガンダム」シリーズのアムロ・レイ役など、多数のキャラクターを演じたことで知られる声優の古谷徹が19日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で、アムロ役のイメージが強すぎて苦悩してきたことを明かした。
はりのある高い声を出し、少年役や青年を担当することが多かった古谷。「ノンストップ!」のインタビュー内では、アムロなどの少年役のイメージが浸透していく中で、「だんだんオーディションに呼ばれなくなってしまうのが寂しくて」と、オファーを受ける機会が減ってしまったと明かした。
最近では大人気アニメ「ONE PIECE」に出演している。主人公ルフィの義兄弟・サボ役で、古谷は自身の名を伏せてオーディションに参加したという。「前の晩からお酒を多めに飲んで、酒やけした状態ののどをつくって、朝もストレッチをせず…。そのおかげでちょっとハスキーな低い声が出たんですよ」とルーティンを変えて声を作り上げ、役を勝ち取ったという。
今後へ向けて「少年・青年のキャラをやってきたがために、大人の芝居がというのが自分ではまだできないんじゃないかとずっと思っていたところがあって。洋画の吹き替えの仕事が少ないんですね。ようやく、だいぶん、声も大人の声になってきましたし、そういった役にチャレンジしていかないといけないなと思います」と、衰えないチャレンジ精神を熱く燃え上がらせていた。