海老蔵、麻央のブログ「ある意味、私にとって奇跡」 「-グッディ」取材に
歌舞伎俳優の市川海老蔵がフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」の単独取材に応じたインタビューが19日、放送された。妻で乳がんの闘病中であるフリーアナウンサー、小林麻央についても答え、「今…生きていてブログを更新するだけ前向きになっている」と状況を語った。
15日に開催された映画「ハドソン川の奇跡」のジャパンプレミアに出席した後にインタビューに応じた。妻の麻央について病状の会見を6月に行ったことで、「ネガティブな部分は大変、多かったですけれど」としながらも「ポジティブな部分を唯一、言うならば、同じ病気で闘っている方が、それはさぞ大変だったろうなと思ってくださって…」「希望になるようなことでネガティブなことからポジティブなことへと思いを彼女としても切り替えて闘っていくわけですよね」と共感を得ていることを前向きにとらえた。
現況については「大変ですよね」とひと言。しかし、「今…生きていてブログを更新するだけ前向きになっている。いっときはブログなんかを書く力もなかったですよね。今、ブログを書くまで元気があるということはある意味、私にとって奇跡」と映画のタイトルにもかけて語った。
麻央は今月1日からブログを再開させ、現状報告をすると同時に、がんが発覚するに至った経緯を時系列順に、少しずつまとめている。1日に複数回投稿することも多く、入院生活を写真で報告することもある。
こうした妻の姿に、「最初はやらない方がいい」と考えていた海老蔵も「でもね、がんだけど、がんに負けたくない。そういう信念のもと、そういうことをやっているわけです。止める理由はないですよね」と妻の決断を尊重している。
医学で解決できないような、闘病中の気持ちの問題を和らげてくれる効果もあるとして、「もし、この病気のことを若くしてなって自分が気づいたこと、検診に行くことも一つですし、本当はそれを信頼していいのかという問題も2、3日前のブログでやっていましたけど、ということを伝える側に伝えたい」と闘病中に気づいたことや、分かったことを発信していくと麻央の思いを代弁していた。