麻央ブログに大反響!20日で開設20日目 がん診断の瞬間、胸中など書き続ける
乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が「癌の陰に隠れない」「胸を痛めてるママがいたら、私も同じですと伝えたい」と自らの体験を通し、だれかの支えになればという思いで9月1日に新ブログを開設し、20日で20日目となる。芸能人が、これほど包み隠さず、がん闘病について明かした例はなく、大きな反響を呼んでいる。麻央のブログから、がんと診断される経緯、心の揺れ動きをたどる。(日付けはブログ更新日)
◆9月1日
新ブログをスタート。「子供たちにとって強い母でありたい」。
◆2日
「抗がん剤で髪が抜けるので」と試した金髪のかつら姿の写真を掲載。(がん公表後初の写真公開)
◆4日
「あのとき、もうひとつ病院に行けばよかった あのとき、信じなければよかった」とがん診断における後悔をつづる。
◆7日
「不思議なぐらい天気で体調が左右される」。14年2月に初めて受けた人間ドックで、左乳房に腫瘤があり、がんの可能性が五分五分であると告げられたことを明かす。
◆11日
別の病院で超音波とマンモグラフィー検査を受け、しこりも指摘されたががんの心配なし、生検の必要もなし、との診断。
◆13日
14年10月、左の乳房にパチンコ玉大のしこりに気付く。「なんだこれ」と焦り、「心臓が音をたてました」。
◆14日
再検査。脇のしこりも指摘され、「私、癌で、脇にも転移しているということですよね…」。医師から生検を勧められる。
◆15日
生検で乳房に注射を打たれ、「バッチン!!バッチン!!」と細胞を採取する音で「私、癌なんだ」と実感したことを生々しく記述。抗がん剤治療でタキソールを投与し、副作用で「指先の痺れが強くなってきた」と明かす。
◆16日
生検後、がんの可能性95%と告げられ、長女と長男の顔が浮かび「我慢したけれど、ポタリと涙が流れた」と述懐。長男の授乳中にがんが判明し「震えながらネットで『授乳 乳癌 赤ちゃん 影響』と調べまくった」こと、子供への影響を心配し「私のせいだ」と自分を責めたことを告白。(その後、医師から影響はないとの説明)。
◆19日
生検後、95%がん、と言われてもまだ「残りの5%」の希望を捨てていなかったことを明かす。