ホリプロTSCグランプリは小6!柳田咲良さん史上最年少で頂点 石原から花束で号泣

 
 グランプリに選ばれ笑顔を見せる柳田咲良さん 
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 女優の深田恭子(33)、綾瀬はるか(31)、石原さとみ(29)らを輩出したオーディション「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決選大会が19日、都内で行われ、栃木県出身の小学6年生、柳田咲良(やなぎた・さくら)さん(12)が史上最年少でグランプリを獲得、応募総数2万4794人の頂点に輝いた。審査員特別賞には滋賀県出身の中学1年生、三浦理奈(みうら・りな)さん(12)が選ばれた。

 スターの系譜を継ぐ者として選ばれたのは史上最年少、12歳4カ月の“天才少女”だった。今大会は3度目となる「PURE GIRL」のタイトルで開催され、1996年の深田、2002年の石原に続くグランプリに輝いた瞬間、柳田さんは信じられないといった表情に。両手で顔を覆うと、瞬く間に涙があふれた。

 グランプリ獲得の心境を問われ、「他の子がすごく美人だし、勝てなかったらどうしようって不安だったんですけど、取れたからには、落ちちゃった子のためにも頑張りたい」とキッパリ。「どんな役でも見ている人を感動させるようなすごい女優になりたい」と意気込みを口にした。

 6歳の頃から女優に憧れ、ドラマを見ては友人と“再現プレー”をするのが楽しみだった。とりわけ石原の大ファンで、石原がヒロインを務めた12年放送のフジテレビ系「リッチマン、プアウーマン」を見て、石原になり切っていたという。

 本格的な演技経験はゼロだったが、この日の演技審査では、同じ男の子に恋する三姉妹の三女役を熱演。審査員に「演技力はずばぬけている」と満場一致で絶賛されるなど、ポテンシャルの高さを存分に見せつけた。

 この日は憧れの石原がスペシャルプレゼンターとして登場。花束を受け取ると、柳田さんはたまらず号泣し「本当にいまだに信じられないんですけど、すごくうれしい。(石原は)近くで見ると、テレビよりも全然きれいです」と声を震わせながら話した。

 柳田さんには賞金100万円が贈られ、ホリプロとの専属契約が決定。多くの大ヒット青春映画を製作した角川映画でのヒロインデビューも決まっており、早くもスターダムへの階段が用意された。

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