蓮佛美沙子 人生は甘くなく崩れていく 次期朝ドラヒロインの姉役について

「メアリー・カサット展」の開会式に出席した蓮佛美沙子=京都市、京都国立近代美術館
「メアリー・カサット展」の開会式に出席した蓮佛美沙子=京都市、京都国立近代美術館
「メアリー・カサット展」の開会式に出席した蓮佛美沙子=京都市、京都国立近代美術館
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 10月3日スタートの次期NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で、ヒロインの姉役を務める女優・蓮佛美沙子(25)が26日、京都市内で始まった展覧会「メアリー・カサット展」の開会式に出席した。

 終了後に取材対応し、1週間後に迫った「べっぴんさん」のスタートに「いよいよですね」と笑顔の中に緊張感も。蓮佛はヒロイン・すみれ(芳根京子)の姉ゆりを演じ、やや引っ込み思案なヒロインとは対照的に働く女性を目指すスマートなイケてる女子として描かれていることに「まあ、もう、ドンガラガッシャンといきます。人生甘くなくて、強そうに見える女が崩れていくんです」と明かした。

 明るく、要領が良さそうな役柄だが「お嬢様育ちで、世間知らずなので」と壁にぶち当たるそうで「戦後の闇市では、男性しかいない泥まみれの生活でかわいそう。演じている自分に、がんばれと言ってあげたい。不器用にがんばってる女子代表として、応援してもらえるキャラになればいいなと思います」と語っていた。

 同作は、大手子供服メーカー「ファミリア」(神戸市)の創業者、坂野惇子さんがモデル。ヒロインが戦後の焼け跡の中で子供服専門店を立ち上げ、仲間と激動の時代をたくましく生きる物語。

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