佐藤健 IKKOのサービス精神に恐縮 新作映画出演してないのに来てくれた
俳優の佐藤健(27)が26日、都内で主演映画「何者」(10月15日公開)の学生限定試写会イベントに、タレントのIKKO(54)、原作者の朝井リョウ氏(27)とともに登場した。
就職活動を通じて自分が「何者」かを模索する大学生たちの姿を描い作品。
タイトルにちなみ、持ちネタ「どんだけ~」を封印して、「なにもの~」を連呼するIKKOのサービス精神旺盛な姿に佐藤は恐縮。「IKKOさんは出演されてるんじゃないんです。宣伝のために来てくださったんです」と客席に向かって説明して感謝。
IKKOは「“何者”でしょ。国籍、性別が不明なんで、私に(イベント出演の)話が来たのかと思いました」と応じて、爆笑を誘っていた。
撮影前から佐藤と交流がある朝井氏は、佐藤が演じた主人公像を「共感させないといけない役なので、すごいかっこいい人はダメだと、思ってたら、すごいかっこいい人が主役に決まってしまい、大丈夫かと思った」と心配していたことを明かし、「でも、妖気をそぎ落として、みんなが乗っかれる人になろうとしてくれた」と絶賛。隣に立つ佐藤を照れさせた。