唐沢寿明 主演ドラマ「ラストコップ」映画化へ
俳優の唐沢寿明(53)が主演する日本テレビ系ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」(10月8日開始。土曜後9・00)の第1話完成披露イベントが27日、都内で行われ、来年のGWに映画化されることが発表された。
唐沢は30年の昏睡(こんすい)から奇跡の復活を遂げる刑事・京極浩介を演じる。それにちなみ、舞台あいさつに立った7人の出演者は30年前、1980年代に流行したファッションで登場した。唐沢は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスが劇中で愛用していたダウンベスト、窪田正孝(28)はギンガムチェックのチェッカーズ、佐々木希(28)は当時で横浜で流行した「ハマトラ(横浜トラデショナル)」、黒川智花(27)は松田聖子そっくりの髪型のアイドル、竹内涼真(23)は「渋カジ(渋谷カジュアル)」、藤木直人(44)は「カラージャケット」、和久井映見(45)はレベッカのノッコ風のバンドガールといういでたちだった。
同作は15年に地上波でスペシャルドラマとして放送され、huluでも配信された。唐沢は今シリーズでも「すべてのルールは無視している」と断言。共演の佐々木から「唐沢さんのアドリブが突然来るのでビックリする。負けないよう頑張っています」と証言した。
唐沢は刑事役でコンビを組む窪田をよく食事に誘うそうで、窪田が「昨日も焼き肉に行きました」と言うと、唐沢が「信じられないぐらい食べるんだ、こういう体して。何気なく腹筋を見せるんだけど、鳥のササミみたいな体してしてるんだ。うまそう」とたたみかけた。
唐沢は映画について「本当にやるの?不安でいっぱいだ。内容は全然分からない。何かを考えてるんじゃないの。オレは台本のない寸劇をやるつもり」と明かした。