橋下弁護士、東京五輪責任者は「そりゃ小池さんでしょ」

 元大阪市長の橋下徹弁護士が30日、ツイッターを更新し、東京五輪の開催会場見直しなどで対立する小池百合子都知事と森喜朗五輪組織委員会会長について「誰が権限者・責任者なのかと言えば、そりゃ小池さんでしょ」とつぶやいた。

 橋下弁護士は、五輪問題について3本のツイートを更新。「森さんは、組織委員会は都の下部組織じゃないと。これが大問題。誰が権限者・責任者なのかと言えば、そりゃ小池さんでしょ。選挙で選ばれているんだから」と、あくまでも東京五輪、パラリンピックのトップは小池都知事だと強調した。

 「ただ、組織委員会がそれならやらないよ、と言ってきたときに小池さんがどう対応するか」と、組織委員会側が“へそを曲げた”場合の対処を危惧。

 「今更言っても仕方がないが、オリンピック組織委員会の評議員を東京都が過半数押さえておくべきだった」と、指摘した上で「小池さんはオリンピック開催を決めた以上、スケジュールがあるので弱い。森さんに、それなら組織委員会は手を引くよと言われたときに、都単独でやり切る覚悟を持てるか」と訴え、「この状況で小池さんが勝つには、民意を背景に迫るしかない」と、都民の後押しが何より必要と持論を展開していた。

 小池都知事と森会長は、競泳やボート・カヌー会場などについて、移転や費用などを巡って対立している。

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