仁科亜季子もブログでがん体験公開へ 麻央ブログに勇気
女優の仁科亜季子が1日にブログを更新、乳がん闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央の勇気ある闘病告白を受け、自身のがんとの共存体験をブログで公開していくとした。
仁科は1991年5月、38歳のときに子宮頸がんを発症。その後も胃がんや大腸がんなど、合計4度のがんを発症しながらも、現在はがんサバイバーとして講演活動などを行っている。この日のブログにも「小林麻央さんの勇気あるブログ発信の後、私の所へも何カ所かメディアから取材の依頼がありました」と打ち明けている。
ブログによると、仁科も最初のがんを発症したときは、まだ子供たちが幼かった頃であったため「告知を受けた時は、頭をハンマーで打ち砕かれたようでした。自分の身に何が起きたのか理解できませんでした」と当時の心境を吐露。
それだけに、やはり幼い子供がいる麻央の現状に「今までも、今もお子様達のために、ご家族のために 必死で癌と闘っていらっしゃるお姿を想像して 本当に胸が締め付けられる思いでいっぱいです」と自身の体験と重ね合わせ、同情を寄せた。
そして「頑張ってとは言えません」「一番頑張っているのはご自身なのですから」とつづりながらも「でも、あえて 申しあげます。負けないで!!頑張って!!麻央さんだけでなく、今 現在日本中で癌と闘っていらっしゃる総ての皆さんに送ります」とエールを送った。
仁科は最初の発病から25年たった今も「自分でもよく頑張っていると思います」とつづるほど、復調しており、現在も講演などに飛び回る毎日。だが「今の元気そうな私を見て、今なお、後遺症に悩まされながら、日々不安や恐怖をかかえながら、癌と共存しているとはどなたも思わないと思います」とつづり、まだまだ再発の恐怖や闘病の苦しさにさいなまれていることを告白。
それでも麻央の勇気ある告白に「今月から、このブログで、私の38歳からの癌との共存生活を振り返りながら、経験者としての思いを共有出来たらと思っています」と、今後、これまでの体験を公表していくことを約束していた。