「太陽の塔」内部公開 大阪万博当時の“輝き”復活
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1970年に大阪で開催された国際博覧会(万博)のシンボル「太陽の塔」の耐震補強工事が今月下旬に始まるのを前に、大阪府は6日、塔内部を報道陣に公開した。照明が当てられると万博当時の“往年の輝き”を思い起こさせる幻想的な風景が浮かび上がった。
万博記念公園(大阪府吹田市)にある太陽の塔は高さ約70メートルで、故・岡本太郎氏がデザイン。塔内には、原生生物が人類へと進化する過程を表したオブジェ「生命の樹」があり、ライトに照らされそびえ立つ姿が現れた。
内部は特別なイベント以外は原則非公開。今月29日と30日の一般公開は既に募集が締め切られ、定員の約160倍の応募があった。