「真田丸」秀次役 大阪城でファンに囲まれる…大企業2世ウケ現象も明かす

「真田丸」のトークイベントを行った新納慎也=大阪市、大阪城天守閣前
「真田丸」のトークイベントを行った新納慎也=大阪市、大阪城天守閣前
「真田丸」のトークイベントを行った新納慎也=大阪市、大阪城天守閣前
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 NHK大河ドラマ「真田丸」で豊臣秀次を好演した俳優・新納慎也(41)が9日、大阪市の大阪城天守閣前で同ドラマのトークイベントを行った。ドラマで悲運の秀次を、明るく心優しい人物として演じて人気となり、会場には観光客やファンら約700人が集結。新納は「豊臣感を出してみました」と金色のシューズ姿で登場し、「秀次が大阪城に帰ってきたよ~!!」と賑やかなトークを展開した。

 最近は、大阪で舞台があっても、周囲に、ひとりで大阪城見物に行かないようにと忠告されていたそうだが、この日のイベント前にひとりで売店でソフトクリームを買っていたところ、ファンに取り囲まれ「ちょっと大変なことになりました」と頭をかいた。

 自身の意思に反して関白職に就き、運命に逆らえなかった秀次。最近は街中で「すごい大会社の御曹司」に声をかけられるといい「実は2世なんです。でも全然この(家業の)仕事やりたくない。分かりますよね?秀次さん」と迫られたそうで、新納は「こういう方々にも響いたんだと。ありがたいですね」と笑顔で語った。

 秀次を「これまでにない、のほほんと、意識なく明るい呑気なアホボン」として演じたという。初登場シーンでは、びわを持って大坂城内をウロウロしたが「思いのほか変質者みたいになったのにOKが出てしまいまして」と回顧。その場で主演の堺雅人に聞くと「うん、変質者みたいだったよ」とニコニコと返されたという。

 新納は、その堺が出演者の初登場シーンがあると必ずスタジオに来てねぎらうことも明かし「マイクの音量を大にして言いますが、堺雅人、絶対裏があると思ってたら、めっちゃいい人でしたよ!」と笑わせた。

 俳優として今年が25周年。昔から大河ドラマに憧れるも、顔が濃いため「鉄砲伝来時のポルトガル人の役くらい」と言われたこともあるそうで、脚本の三谷幸喜氏から出演の探りがあった際には「0・023秒くらいで、『はい、出ます、出ます、出ます、なんぼでも出ます』と返事しました」と明かした。

 自身の出演が終わった最近は、豊臣秀吉を演じた小日向文世とLINEすることも。「何の責任感もなく真田丸を楽しみにみてます。豊臣を応援して『秀頼~!やったれ、やったれ!言うたれ、言うたれ、ウォーッ!』とテレビの前で盛り上がってます」と近況を明かしていた。

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