「真田丸」PVに5千人超!400年前の真田軍勢を超える 草刈の号令で上映
NHK大河ドラマ「真田丸」で大人気となった主人公の父・真田昌幸を演じた俳優・草刈正雄(64)が参加し、9日、大阪市の大阪城公園で同ドラマのパブリックビューイング(PV)が行われた。イベントには5000人を超えるファンが集結。真田信繁軍の赤備え甲冑にちなみ、思い思いの赤い衣装をまとって集合し、400年ぶりに大阪城が「真田の赤」で染まった。
PV前にトークショーを開いた草刈は「すごいお客さんですね。ビックリだ!」と感嘆。この日、ファンらは赤のTシャツや、タオルを持って、会場の西の丸庭園に集合。中には広島カープのユニホームを着た人や、真田家の六文銭の法被を着せられた犬も加わり、「昌幸」と書かれたうちわを手にしたファンも。
午後5時には用意された1000席が一瞬で埋まり、後方の広大な芝生にも大勢の人が陣取った。NHKはPV開始の午後6時に、来場者計測が5000人を超えたと発表した。
大阪夏の陣の最終決戦で、真田信繁が徳川家康の本陣に突撃し、あと一歩まで追い詰めた際の軍勢は3500とも言われ、この日の5000人は400年前を超えた。
トークショーで草刈は、9月25日の放送分で自身が惜しまれながら退場したドラマについて「ちょっと、さみしいですね。もう少し付き合いたかったです」と心境を吐露。「田舎のイケイケオヤジ」をイメージして演じて大人気となった真田昌幸役を「楽しんで演じられました」と語った。
最後は、あの名セリフも。草刈は「実はこれ、今はやりつつあるんですよ。(真田ゆかりの長野県の)上田の警察署長さんが毎朝の訓示の後に使ってくれてるんです」とも明かし、「では、おのおの、抜かりなく!」と号令。大喝采が起こる中、この日放送された「第40話 幸村」が300インチの大型モニターで上映された。