上西小百合議員 告訴され逆提訴示唆…緊急会見で反撃
無所属の上西小百合衆院議員(33)が、事実無根の情報をツイッターに繰り返し投稿されたとして、昨年6月まで元政策秘書だった山本秀一氏(55)から名誉毀損(きそん)罪で、大阪地検から刑事告訴されたのを受け、12日、東京・衆議院第二議員会館で緊急会見を開き、“逆提訴”も示唆した。
上西議員は、昨年3月13日に衆院本会議を体調不良を理由に欠席し、翌日から家城大心秘書と不倫旅行をしたと週刊文春に掲載されたことに対し、今年3月と8月にツイッターに「デマの情報を週刊誌側に売り込んだのは山本氏」という旨を書き込んだ。告訴状によれば、これらが名誉毀損(きそん)にあたるとしている。
この日、家城秘書らと会見を行った上西議員は「週刊文春の記者3人から売り込まれた証言を得ている」と強調し、「告訴を取り下げるべき」と主張。取り下げない場合は「何らかの方法で法的措置を取りたい」とも語った。
さらに、山本氏と後任の男性秘書が、昨年11月に上西議員の議員会館の部屋から電子レンジや書類などを持ち出したこと、及び秘書が上西議員の元で働いていたにも関わらず、書類上は他の国会議員の事務所で働いていたことになっていたとして、窃盗と公文書偽造の罪で警視庁麹町署に相談していることも明かした。