上西議員、被害届提出を報告 元秘書を窃盗罪で…
衆議院の上西小百合議員が14日、報道各社にFAXを送信し、元公設秘書の2人が什器などを盗み出したとして、警視庁麹町署に「窃盗罪」で被害届を提出し、受理されたことを報告した。
FAXには「『日本維新の会』足立康史衆議院議員の現政策秘書及び、『日本維新の会』椎木保衆議院議員の元公設秘書計2名が、私の政策秘書であった立場を利用し、共謀の上で什器等を盗み出した件につきまして、本日10月14日、警視庁麹町警察署に「窃盗罪」で被害届を提出し受理されました。今後は警察の捜査を見守りつつ対応する所存です」と記されている。詳細については、後日、記者会見で話すとした。
上西議員は昨年6月まで政策秘書だった山本秀一氏から名誉毀損罪で刑事告訴されたことを受け、11日に会見。「告訴を取り下げるべき」などと発言し、取り下げない場合は“逆提訴”もありうると示唆していた。その会見の中で、山本氏と後任の男性秘書が昨年11月に上西議員の議員会館の部屋から電子レンジや書類などを持ち出したとして、窃盗罪で麹町署に相談していることも明かしていた。