織田&ディーンドラマ 五代様地元関西で好視聴率発進…小ネタ満載にネット話題
織田裕二主演のTBS系ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(日曜、後9・00)が16日にスタートし、初回放送率が関東地区で13・1%、関西地区で15・5%だったことが分かった。(数字はビデオリサーチ日報調べ)
織田ふんするIQ246の頭脳を持つ貴族の末裔、法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が難事件に挑む物語。89代目の執事役をディーン・フジオカ、主人公を護衛する警視庁の刑事役を土屋太鳳が演じている。
ディーンといえば、NHK大阪が制作し、昨年9月末から今年4月まで放送された連続テレビ小説「あさが来た」に、“大阪経済の父”と言われた五代友厚役で出演し、ブレーク。「IQ246」を関西地区で放送したMBSの視聴率は15・5%で、同局では初回放送時の平均視聴率が15%を超えるドラマは昨年7月12日に放送された「天皇の料理番」以来となり、五代さまのお膝元で好調な滑り出しとなった。
ドラマは小ネタが満載。ディーンが熱血キャラの土屋に向かって「おもしろい方だ」「失礼」などと上品に口にする場面は、五代さまファンには胸キュンの場面。また、織田演じる法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)はシャーロック・ホームズをもじったものと思われる。
冒頭場面やエンディングでは、法門寺が「あ~、暇だ暇だ暇だ暇だ、どこかに私が解くに値する謎はないものか」「あ~退屈だ、どこかに私が解ける謎はないものか」と口走っているが、イギリスBBC制作のドラマ「シャーロック」(主演ベネディクト・カンバーバッチ)で、天才シャーロックが同じようなせりふを口にしている。
初回放送の犯人役は石黒賢だったが、織田とはフジテレビ系ドラマ「振り返れば奴がいる」で共演しており、今回は、護衛役の土屋が織田を見失い、「振り返っても奴はいない」とガックリする場面もあるなど、ツッコミどころ満載の展開だった。
また、ネット上では、織田の独特のせりふ回しが「相棒」シリーズの右京(水谷豊)風、などと早くも話題になっている。