ブルース・スプリングスティーン痛烈批判「トランプ氏は民主主義に傷」

 米国の大物ロック歌手ブルース・スプリングスティーン(67)は17日、米大統領選の共和党候補トランプ氏を「民主主義を傷つけている」と批判した。9月に日本を含む世界各国で出版した初の自伝「ボーン・トゥ・ラン」の宣伝のためロンドンで開いた報道各社向けイベントで語った。

 スプリングスティーンは既に米誌で民主党候補クリントン氏支持を表明している。この日は司会者にトランプ氏が人気を集める理由を聞かれ「誰にも説明できないよ」と苦笑。「ひどいことが起きている」と述べた。

 なお、自伝では貧しかった少年時代やデビューまでの道のりなどを赤裸々に明かしており、「できる限り自分を深く見つめながら書いた」と語った。

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