爆笑問題、ニッポン放送「出入り禁止」の顛末明かす…「たけし終わった」発言で大問題
お笑いコンビ・爆笑問題が、19日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」(水曜、午後7・00)に出演。デビュー3年目の1990年に、ビートたけしの代役でニッポン放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」に出演した際の、太田光の暴言で、同局をその後2年間、出入り禁止になった顛末を明かした。
この日の番組では、当時、太田が大抜擢されて代役出演した「オールナイト-」冒頭で「たけしさんがとうとうですね、死んじゃいまして」「要するにビートたけしの時代は終わった」などと暴走発言を連発したことが紹介された。
これを受けて太田は、放送翌日に抗議が殺到するなどして大問題となったことを明かした。「オフィス北野も怒ってるし、ニッポン放送中が怒ってる」と怒られたそうで、当日に「太田君、いくだけいっちゃおう。好きなこと言って」と言っていたディレクターからも「大変なことになってるよ。どうしてくれる」と言われたという。
太田は「結局、ニッポン放送の1階から最上階の12階くらいまで、全員の社員に、制作に関係のない人にも『昨日はすみませんでした』って」と謝罪して回ったことを明かした。
一緒に謝罪した相方の田中裕二は「俺は『もっと行け、もっと行け』(の姿勢)なんです」と太田をかばい、「それ(自分は関係ない)では、通らないなと思った」と回顧したが、太田が「同罪だよな」と言うと、「お前が言うな!」としかりつけていた。
太田は「一夜にして天国から地獄に落ちた。そのあと2年間、出入り禁止ですよ」と振り返っていた。