NMB木下春奈 卒業公演で奔放な行動を涙の謝罪「たくさんの迷惑を…」
大学進学を優先して、アイドルグループNMB48を退団することを表明していた、1期生の木下春奈(18)の卒業公演が21日、大阪市のNMB48劇場で行われた。
ステージでは、奔放なアイドル生活、ファンや関係者にわがままに振る舞ったことなどを詫び、涙を流しながら「本当にたくさんの迷惑をかけてしまって、すみませんでした」と頭を下げた。
公演のラストであいさつに立ち、小学6年生から6年間を過ごしたグループでの生活を「最高の6年間でした」と感謝。「最年少で加入して高校3年まで6年間。最初は1期生にしか分からない苦労もあったし、その辛い時期を、我ながら小学生の時によく乗り越えたなと思います」と振り返った。
一方で「思春期を過ごしたので、ツンケンした時期もあって、どのメンバーよりワガママを言った自信があります。握手会で『NMB楽しくない』と言ったこともありました」と詫びた。
それでも「ファンの皆さんは私に甘かった」と感謝し、最後は「アイドルらしく振る舞うことが苦手だった私ですが、皆さん優しくて。本当に色々と迷惑かけたこともたくさんあるんですけど…本当にたくさんの迷惑をかけてしまって、すみませんでした」と涙声で語った。
会場のファンからは「大丈夫」「迷惑じゃない」と励ます声が飛んだ。
卒業後は大学進学を目指す木下。最後は「日常当たり前だったNMB48での生活がなくなると、どうなるんだろうと不安ですが、大学進学に向かって、夢に向かってがんばるので、どこかで応援してください」と笑顔で語っていた。