子宮筋腫の手術を２５日に受けることを表明していたタレントの矢部美穂（３９）が２２日、自身のブログを更新し、開腹手術ではなくＵＡＥという手法の手術を受けることを明かした。

　矢部は冒頭で「この度は私事でお騒がせしたにも関わらず、沢山の応援コメント、本当にありがとうございます」などと謝辞を記し、当初は患部の筋腫を小さくして腹腔鏡手術での切除を目指していたが、想定したほど小さくならなかったことで、その後は開腹手術を受ける予定で進んでいたことを示した。

　さらに、開腹手術の場合は術後に長期間の休養が必要で傷痕も残るという不安な気持ちも吐露。しかし、今回の手術表明後に、併発してる内膜症が軽度だったことで「再考に再考を重ね」ＵＡＥという手法の手術に変更したことを記した。

　矢部によると、同手法は子宮動脈にカテーテルでゼラチンを注入することで、筋腫を成長（大きく）させる養分や酸素を運ぶ血流を一時的に止め筋腫を縮小、壊死させる方法とのこと。矢部は「私の場合、筋腫が多発してることもあり身体への負担が少ない割には効果が望めそうでやってみたいと思いました」と記し、「同じ病気の方も多数いらっしゃる中、開腹手術と書いてしまい申し訳ありませんでした」などと謝意も示した。

　矢部は１９日のブログで、子宮筋腫が大きいもので６センチあり、小さい筋腫も８～１０個あることを明かし、全開腹手術になることをつづっていた。