越前屋俵太 20年ぶり出演のきっかけは佐々木蔵之介の実家
「探偵!ナイトスクープ」の初代探偵などとして活躍したタレント・越前屋俵太(54)が22日、大阪市内で開催された「道頓堀リバーフェスティバル」に書家・俵越山として登場。芸能界からは引退状態にあったが、「約20年ぶり」にファンの前に姿を見せ、タレント復帰に意欲を見せた。
俵太がイベントに出演するきっかけとなったのは俳優・佐々木蔵之介の実家でもある京都市の酒造メーカー・佐々木酒造だった。佐々木酒造では年に1度、酒蔵を居酒屋にするイベントが開催されており、俵太は今年、書家として参加した。そこで販売していた書が「道頓堀-」の関係者の目にとまり、横断幕を書くことを依頼されたという。
横断幕は縦が約1・5メートル、横が約11メートルという巨大なもの。道頓堀の「相合橋」に掛けられている。俵太は、関係者から横断幕だけでなく、イベント出演も依頼され快諾した。
俵太といえば、後ろで1つに縛ったロン毛のオールバックがトレードマークだったが、この日はもじゃもじゃヘアのかつらに和装といういでたちで登場した。外見のイメージは大きく変わったが、スワンボートで現れ、ステージに上がる階段でずっこけるなどボケは健在。トークでも笑いを取り、タレントとしてさびていないことを証明した。