トット NHK新人お笑い大賞に輝く コンビ名の由来は黒柳徹子
お笑いコンビ・トットが23日、都内で行われた「NHK新人お笑い大賞」で大賞を受賞した。
緑色のスーツ姿で登場した大阪出身のイケメンコンビは2009年結成から8年で初の戴冠だった。CDデビュー経験もある多田智佑(30)は「ただただ、うれしい」と喜び、身長183センチの桑原雅人(31)は「漫才師として認められたかな」と胸をなで下ろした。
コンビ名は女優の黒柳徹子(83)に由来。黒柳が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」放送開始日(2月2日)と、コンビ結成日が同じであることから、黒柳の著書「窓ぎわのトットちゃん」から拝借した。“トットちゃん”との対面を熱望すると、桑原は「高畑充希さんに会いたい。朝ドラに出たい」と“とと姉ちゃん”との出会いにも期待した。
同賞は1956年に始まった「NHK新人漫才コンクール」を前身にした若手の登竜門。過去には「爆笑問題」「ブラックマヨネーズ」など多くの人気芸人を輩出している。