平さん最後のドラマ共演 高嶋「素晴らしい笑顔」南「1話だけの共演に…」

 23日に急逝した俳優・平幹二朗さん最後の出演となったフジテレビ系月9ドラマ「カインとアベル」に出演していた俳優の高嶋政伸と南果歩がそれぞれ、コメントを発表した。

 高嶋と南は、ドラマの中では平演じる高田宗一郎の息子と娘役。高嶋は所属事務所を通じ「ついこの間、ドラマで共演させて頂き、撮影の待ち時間に、私が先輩の平さんに『不躾ではございますが、ご自身がおやりになったシェークスピア作品の中で一番面白かった役を教えていただけませんか』と伺ったところ、『リチャード三世です。悪役は面白いです』と若輩者の私に優しく答えて下さいました」と、振り返り「素晴らしい笑顔が忘れられません」と残念がった。

 南は自身のブログを更新し、舞台「グリークス」で初共演したときを振り返り「尊敬する大先輩に少しでも近づきたくて、稽古の合間は恐れ多くも、いつも平さんの近くにいました」「私のような若輩ものの稽古姿もじっくり見て下さり、その時々に色んなアドバイスを頂きました。的確で愛のある助言を頂いたことは、一生忘れません」とつづった。

 また今回のドラマで久々の共演を果たし「久しぶりの再会に、現場で抱き合って笑顔で喜び合ったのも束の間、1話だけの共演になってしまいました」と、あまりにも早いお別れを悲しんでいた。

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