“さえない”堤真一 鬼嫁・小泉今日子の罵声にタジタジ
女優の小泉今日子(50)が来年1月放送の日本テレビ系新ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜後9・00)で鬼嫁を演じることが24日、分かった。俳優の堤真一(52)演じる主人公の小心者サラリーマンを尻に敷く嫁をコミカルに演じる。
漫画家の故藤子・F・不二雄さんが1977~78年に連載した「中年スーパーマン左江内氏」を原作に「勇者ヨシヒコ」シリーズなどの福田雄一氏が脚本・演出を担当。怪しい老人からスーパーマンの変身スーツをむりやり譲り受けた左江内(さえない)が事件を解決していく。
小泉は子供や地域コミュニティーを第一に、夫の仕事を理解しない猛妻役。「世界の前に家庭を救ってもらっていいですかね?」「あんたは会議出たってどうせ大した発言しないんだから抜けて大丈夫」と、さえない夫に小気味いい罵声を浴びせる姿は痛快だ。
小泉は「どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています」と言いつつ「福田雄一さんの作品を楽しく拝見させて頂いていたので、今回のオファーはとても嬉しかった」とノリノリ。
スーパーマンのコスチューム姿を披露する堤も「実際に着てみて『何て格好させるねん』と(笑)。でも、それほど嫌じゃないかもしれません」とまんざらでもない様子だ。
2人の共演は12年のNHKドラマ「とんび」以来5年ぶり。日本テレビの高明希プロデューサーは「今まで、お茶の間に見せたことない一面を見せられる」と期待している。