TBS社長、日本シリーズ実況ミス連発に苦言 ベテランだから間違えないように
TBSが26日、社長会見を開き、22日に行われた日本シリーズ第1戦の生中継で、実況にミスが多かったことについて、武田信二社長が質問に答えた。
武田社長は「視聴者の方からもそういうご指摘を受けたと聞いております」と反響があったことを認めた。その上で、「ベテランのアナウンサーですし野球の実況に長く関わっていると聞いていますから、間違えないようにしてほしいなと思います。そういう認識を持っております」と苦言を呈した。
また、原因の一つに地上波中継が減ったという点があるか、との質問には「例えばCSでベイスターズの横浜での試合は全部中継しております。そこにはアナウンサー、彼も含めて携わっているので、決してそういうことではないと思います」と否定した。
日本シリーズ第1戦の地上波での中継はTBSが担当した。実況は初田啓介アナが行ったが、実況のミスが多かったと話題になった。例えば、1-0で広島がリードしていた四回裏に、広島の松山がソロ本塁打を放った際に「同点ホームラン」と実況したり、同じ回に1人凡退を挟んでいたにもかかわらずエルドレッドのホームランを「2者連続のホームラン」と表現したりしていた。