高樹沙耶容疑者を送検、大麻取締法違反容疑 同居男性2人と那覇地検へ

 送検される高樹沙耶容疑者=沖縄県那覇地方検察庁(撮影・園田高夫)
 
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 沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を数十グラム所持していたとして、25日に大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された元女優・高樹沙耶容疑者(53)が26日、同県那覇市の那覇地検へ送検された。

 高樹容疑者は午後1時35分、車の後部座席中央に座って、報道陣15人が待ち受けていた地検に入った。黒地に白のロゴが入ったTシャツ姿で、顔を伏せることなく上げていたが、目は閉じていた。

 高樹容疑者と共に逮捕された森山繁成容疑者(58)は午前中に、小見祐貴容疑者(26)は高樹容疑者の約10分前に、それぞれ地検へ身柄が移された。

 25日朝に関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された高樹容疑者は、飛行機で石垣島から沖縄本島へ移送された。捜査関係者によると、午後8時まで那覇市の沖縄麻薬取締支所で取り調べを受け、「私の家から発見された大麻は、私の物ではありません」と供述した。

 その後、沖縄市の沖縄警察署の留置施設へ。関係書類の作成に時間を要したために、26日午前中の送検は見送られ、午後になったという。

 地検と沖縄麻薬取締支所は、同じ那覇第一地方合同庁舎に入っているが、この日は麻薬取締部による取り調べは行われなかった。

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