小池知事の政治塾が開講 東大卒の地下アイドル、仮面女子・桜雪が来た!
東京都の小池百合子知事(64)が立ち上げた政治塾「希望の塾」の開講式が30日、都内で開かれた。1期生として参加した約2900人の中にはアイドルユニット・仮面女子の桜雪(23)やタレントのエド・はるみ(52)の姿もあった。
桜は今春、東大文学部を卒業。自ら「地下アイドル最強の頭脳」と公言、卒業で喪失した“学びの場”を求め小池門下生となった。小池氏の印象を「思ったよりユーモアがあって、はつらつとしてらっしゃいました」と説明。将来はニュースキャスターやコメンテーター志望だといい、「そのステップになれば」と動機を明かした。
政治家転身は「出馬するつもりはありません。小池さんに誘われても揺らぎません」と否定。当面はアイドルとして政治の意義を訴えたいといい「アイドルファンの皆さんは投票をすごくするという習性がある。なのに投票率が低いので、そこを変えていければ」と熱っぽく語った。
今春から慶大大学院で学ぶエドは受講後にブログを更新。「動機は『“社会のしくみ”を肌身に感じつつ、勉強したい!』と思ったから」「小池都知事のお話はさすがに大変分かりやすく、珠玉のお言葉がいくつも散りばめられておられました」とつづった。
小池氏は開講式で「批評家ではなく、実際にプレーヤーとなって参加してもらえる方向を目指したい」と強調。式後には「行動を起こしましょう」と述べた。来年3月まで月1回のペースで講義や意見交換を実施する。