女優・夏木マリ（６４）が、「Ｈ．Ｉ．Ｓヨーロッパ親善大使」を務めることになり３１日、都内で就任会見を行った。

　今後は大使としてヨーロッパの新たな旅の楽しみ方を提案する。少しでも休暇があれば、自ら手配して旅に出てきたという夏木は「人間って、死ぬまでにいくつ感動できるか。旅は感動をもらえる。一つでも多く旅に行きたい」と持論を展開した。２０１７年にはフランス・パリのルーブル美術館での主宰公演「印象派ＮＥＯ　ｖｏｌ．３　不思議の国の白雪姫」（４月２５日開催）の鑑賞に加え、現地に一緒に買い物、茶話会を楽しむツアー「印象派　ＮＥＯ　パリルーブル美術館公演鑑賞付き　特別記念ツアー」を開催する。

　また、大麻取締法違反（所持）の疑いで逮捕された高樹沙耶容疑者には「いい旅行すればよかったのに。いい旅をしてこなかったのでしょう。法律を犯してはいけない」と、旅の視点で苦言を呈した。

　ＮＨＫ大河ドラマ「義経」などで共演した俳優・平幹二朗さんが、急死したことには「演じ方など、すごく華のある先輩でした。残念です」と悼んだ。