ムーディー勝山の元相方は地元で7本のレギュラーを持つ人気者になっていた
お笑いタレントのムーディー勝山(36)が31日、テレビ朝日系で放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル」に出演し、元相方の梶剛(35)が地元の香川で7本のレギュラー番組を持つ人気者になっていることを明かした。
ムーディーはかつて梶とともに「勝山梶」というコンビで活動していた。芸人としては梶の方が先輩だったが、2007年に「右から来たものを左へ受け流すの歌」で大ブレークしたのをきっかけに態度を一変させ、梶を「寄生虫」扱いしたという。
番組のインタビューに応じた梶は、当時のエピソードを披露。地元での仕事の際にムーディーが、自身の親に向かって、ステージから「あいさつに来ていない」と言ったことを明かした。後に楽屋に訪れた親に対しても尊大な態度だったという。ゲスト出演していた平成ノブシコブシの吉村崇(36)は「(同じ吉本の)ぼくらもこの話を聞いてないってことは、梶さん周りに愚痴ってないんだよ」とビックリだった。
しかしムーディー人気は急降下。再び漫才に取り組もうとするもコンビ仲は修復できず、「勝山梶」は「アイスクリーム」に改名した直後に解散してしまった。その後、梶が地元に帰ることになり、お別れ会に呼ばれたムーディーは「右から-」を披露。大爆笑してくれた梶に対して「僕のせいで人生を狂わせて申し訳ない」と初めて謝罪したことを、涙ながらに明かした。
梶は地元で人気者となり、ムーディーは一発屋に。ムーディーは梶から「漫才をやらないか」とオファーがあったことを明かした。梶は「ぼくからお願いすることで『ありがとう』と『ごめんな』という気持ちをそこで分かって欲しいなっていうことなんです。あいつがおらんかったらもっと早く芸人を辞めてると思うんです」と現在の心境を告白した。
梶の地元でのイベントで漫才を披露したことをきっかけに、2人はテレビせとうちでのロケ番組でも共演。ムーディーは「本当にありがとうございます」と深々と頭を下げた。