大河「西郷どん」でボーイズラブ!?不倫小説の大家・林真理子氏が愛を描く
NHKは2日、東京都渋谷区の同局で、次々作となる2018年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜、後8時)の主演に俳優・鈴木亮平(33)が決定したことを発表。鈴木のほか、原作の林真理子氏、脚本の中園ミホ氏が会見に出席した。
会見では大河初出展となる林氏は、「不倫小説だけじゃなく、歴史小説も書いております。おそらく本になったらいろいろひんしゅくを買ったりすると思いますが、それでもこんな西郷さん見たことないという小説を今書いています。それがドラマになるともっとすごいことになると思います」と語った。
続いて脚本の中園氏は、「今まで見たことがある上野の銅像の西郷さんとは全く違うものになると思います。林真理子さんの原作は、いろんな愛にあふれています。島津斉彬との師弟愛、家族愛、男女の愛、ボーイズラブまで…たっぷりそういうストーリーがちりばめられているので、1年間テレビの前の皆さんは『西郷どん』にどっぷりほれていただいて元気になっていただきたい」と語った。
2人が描くニュー隆盛像を受けた鈴木は、「大先輩の方々が演じた西郷隆盛像を、これからクランクインまでしっかり勉強して、その上で自分ならではの西郷隆盛を演じていければと思う。僕自身も愛情を注ぎ、かつ西郷さんに相撲を挑んでいくような覚悟で臨みたい」などと語った。
鈴木は中園氏が手がけた同局の朝ドラ「花子とアン」(14年上半期)で吉高由里子演じるヒロインの夫役を演じている。