元モーニング娘。でタレントの藤本美貴（３１）が６日、都内で行われた、仕事と子育てについて考えるイベント「ＷＯＲＫＯ！」でセミナーの講師役を担当。モー娘。のＯＧたちの妊娠＆出産ラッシュを喜び、最も尊敬しているのが辻希美（２９）であることを明かした。

　モー娘。のＯＧは今年に入り、７月２６日に安倍なつみ（３５）が第１子となる男児を、同２９日に吉澤ひとみ（３１）も第１子となる男児を出産。ママは計１１人となった。また９月には加護亜依（２８）が、１０月には後藤真希（３１）が、第２子の妊娠を発表した。

　藤本は０９年７月、お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春（４０）と結婚。１２年３月に長男（５）、１５年８月に長女（１）を出産し、現在２児のママとして奮闘中だ。ママ友仲間が増えていく流れを、藤本は「そうなんですよね。よっちゃん（吉澤）も安倍さんも産んだり、ごっちん（後藤）も２人目を妊娠したり…」とうれしそうに口にした。

　ママになったＯＧ同士で「集まったりとか、『どうしてるの？』とか聞いたりすることもある」とし、中でも唯一の先輩ママである辻のアドバイスが印象に残っているという。「私、１人目の時に本当に出産が怖くて、辻ちゃんはもう２人いたのかな？『めっちゃ怖いんだけど』って相談したら、『大丈夫。なるようになるよ』って言われて」と笑いながら振り返った。

　当時は「もっとちゃんと的確なアドバイスちょうだいよ、って思ってた」という藤本。だが、自身が２児の母になった現在は「私がアドバイスを求められたら『大丈夫、なるようになるし、産まれるから』って言います」とニッコリ。「すごいしっかりしたママで、尊敬します」と辻への敬意を語った。

　セミナーでは、タレント業と母親業の両立を「めちゃめちゃ忙しいです」としつつも、「今は気持ち的な余裕があるので、２人目のほうが子育てを楽しめているかな」と余裕も見せた。その秘けつとして、「絶対やらなきゃいけないことはやるけど、やらなくていいことは体調と相談して、諦めるときは諦める。メリハリですかね」と持論を展開した。

　また、庄司との家事の分担については「基本的には私がやる」と説明。その上で、庄司が家事を手伝ってくれた場合の対応として、「（うまくいってなくても）目の前では絶対にやり直さないし、尋常じゃないぐらい喜びます」とし、「例えば、私が留守の間に主人が洗濯物をたたんでくれてから出掛けてたりしたら、ちゃんと電話して『たたんでくれてる！ありがとう』って伝える」と明かした。