将棋不正疑惑で三浦九段が声明「出場停止処分撤回を」

 将棋の三浦弘行九段(42)は7日、対局中にコンピューターソフトを不正使用したとの疑惑が浮上し、日本将棋連盟から出場停止処分を受けたことを巡り「まずは出場停止処分を撤回してから(疑惑の)調査に当たるべきだ」とする声明を、弁護士を通じて発表した。

 声明では「疑惑は単なる臆測に基づいた誤ったもの」と主張。スマートフォンの調査を専門業者に依頼した結果、パソコンの遠隔操作などができるアプリはインストールされていなかったとしている。

 日本将棋連盟は10月27日、第三者による調査委員会を設置。出場停止処分の妥当性や対局中の三浦九段の行動などを調査している。

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