谷村美月、朝ドラ反響に驚き…ズバッともの言う「明美ちゃん」に歓声
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の女優・谷村美月(26)が12日、故郷の大阪府堺市で行われた、大阪刑務所の恒例行事「第29回関西矯正展」で1日刑務所長を務めた。
作品では、苦労を重ねながらベビーナースとなり、ズバズバとはっきりものを言う小野明美役を好演中。集まったファンからは、役柄の「明美ちゃん」との歓声が飛んだ。
谷村は、ドラマの反響を「直で感じる機会をいただけました」と笑顔。歯に衣着せぬ役柄について「自分の中では共感しがたい部分もあるんですが」と明かしたが、SNSなどに書き込まれた「明美さん、ありがとう」「よくぞ言ってくれた」「明美さんが言ってくれなかったら…」との意見に驚いたといい「皆さん、しっかり見てくださっているんだなと思いました」と感謝した。
自分自身の性格については「そんな気はないんですが、日頃は『ズバッと言うね』と言われますし、言ってるのかも。そもそも、この役柄が来たということは…」とニコリ。
高校卒業まで堺で過ごし、撮影中はヒロイン役の芳根京子(19)ら関西弁になじみがない共演者らに「めちゃくちゃ、言ってますね。違うところは、ネイティブな私が」と方言指導も行っているという。一番、指導しているのは愛されキャラの平岡祐太(32)だそうで「全体的に修正が一番多いのが平岡さんですね。(撮影が)折り返しも近いことですし、本当のことを言ってあげています」とほほ笑んでいた。
過去に同行事での1日所長は、14年は「マッサン」で番頭・島爺役を演じた高橋元太郎(75)、昨年は「あさが来た」の五代友厚役、ディーン・フジオカ(36)が務め、いずれも朝ドラでの役柄が大人気となっている。