松山千春、同郷の千代の富士への思い語った「立派でしたよ、やつは」
歌手の松山千春(61)が15日、東京国際フォーラムで、デビュー40周年記念コンサートツアー「松山千春の系譜」の東京公演を行った。ヒット曲「恋」、「季節の中で」などを熱唱し、5000人のファンを酔わせた。
終盤には、今年7月31日に膵臓がんのため死去した元横綱・千代の富士の秋元貢氏への思いを吐露。同じ北海道出身で同学年という間柄だけに、「やつは相撲取りとして、自分はフォークシンガーとして…。『貢、お前、体が小さいのに頑張るね』『千春、俺たちは北海道の田舎者だけど、バカにされないように頑張るべや』と話した。立派でしたよ、やつは」と述懐。10月のお別れ会では、秋元氏の夫人から直々に、弔辞を依頼されたことも明かした。