堂本光一主演ミュージカル、来年3月に上演1500回達成へ

 KinKi Kids・堂本光一(37)が15日、都内で、主演ミュージカル「Endless SHOCK」(来年2月1日初日=東京・帝国劇場など)の製作発表に出席した。来年3月31日に迎える東京公演千秋楽で、上演1500回を達成予定。国内では故森光子さんの「放浪記」に続く史上2人目となる、同一演目単独主演回数の大台突破へ、舞台人の矜恃(きょうじ)を示した。

 2000年11月にシリーズの幕が開け、光一にとって毎年のライフワークとなっている「SHOCK」。劇中で描かれる「Show must go on」(ショーは続けなければいけない)の精神で、初演から17年目で1500回上演の金字塔を打ち立てることになった。

 会見中に光一の脳裏に浮かんだのは、天国の偉大な大先輩だった。森さんは1999年に日本初の上演1500回越えを果たしており、「1500回のパーティーに出席させていただいたのですが、そのときの森さんの輝いているお姿が鮮明に記憶に残ってます。『放浪記』と同列に並べることは絶対にできませんが、すごく感慨深い」としみじみ。

 この日は“もうひとつの数字”にも注目が集まった。劇中で激しい殺陣のあとに光一が転げ落ちる階段のセット(22段、高さ4メートル84センチ)が、会見場に特別に設置された。

 「SHOCK」の代名詞とも言うべきシーンで、これまでに落下した段数の合計2万8776は、富士山2つ分の高さに相当する7546メートル。来年の公演中には3万段に到達するとあって、「物は考え方ですが、恐ろしいですね。本番ではアドレナリンが出てるので、恐怖心はないですけど」と積み上げた数字を実感した。

 過去には、海外上演の計画が浮上したこともある。「日本のオリジナルミュージカルが、なかなか生まれないのが現状。その中で、日本オリジナルとして根付くのが夢」。演劇史に“衝撃”を与え続ける人気作に、熱き思いを込めていた。

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