蒼井優 失踪考えた過去告白「真っ暗な夜道を…」
女優・蒼井優(31)が16日、大阪市内で主演映画「アズミ・ハルコは行方不明」(12月3日公開)の取材会を開いた。
蒼井扮する主人公のOL・安曇春子の失踪が鍵となる物語。自身は失踪したくなった経験があるかと問われた蒼井は「(06年の)『フラガール』の映画を撮ってる時ですね」と即答。「あれは自分の経験値が浅かったのと、撮影とフラダンスの稽古の時間の配分が思うようにいかず、他の一緒に踊る子たちに申し訳なくて…」と当時を思い返しながら「あのときは本当に、ホテルの部屋から、真っ暗な福島の夜道を眺めたことはありますね」と告白して、笑いを誘った。
演じた春子の役柄について「台本を読んだときに、自分の話じゃないのかと思いました。同じ経験をしたわけではないですが、私が30年の人生で負ってきた傷や、空いてしまった穴、同じようなものが安曇春子にもあるような気がして」と語っていた。