松山ケンイチ“童貞俳優”の座かけ柄本時生に挑戦状
俳優の松山ケンイチ(31)が19日、都内で行われた映画「聖(さとし)の青春」の初日舞台あいさつに登壇し、共演の柄本時生(27)に“挑戦状”をたたきつけた。
難病と戦いながら将棋の羽生善治三冠(46)ら同世代の棋士たちとしのぎを削った村山聖さんの姿を描いた作品。私生活では3児のパパである松山だが、現場で恩師役のリリー・フランキー(53)に「子供いるくせに童貞臭がすごいよね」と言われたことを明かし「村山さんにも通じるものがあるのでうれしかった」と胸を張った。
その上で「20代からずっと周りの人に“童貞俳優”と言われ続けてきたけど、僕は柄本時生を発見した。確実に僕の上を言っている童貞俳優。(称号を)取り戻したい」と決意表明し、会場を爆笑させた。
本作の役作りで松山が体重を25キロ以上増量したことも話題。リリーが「すっかり痩せて悲しい気分。コロコロしている方が好きだな」と切ない表情を浮かべると、松山は「嫁(女優の小雪)にも言われました。でも、村山聖さん役かお相撲とりしか役がなくなる。それで子供が成人するまで(生活費が)もてばいいんですけど」と苦笑いしていた。