羽生善治三冠役の東出昌大、激似のご本人と対面
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俳優の東出昌大(28)が19日、都内で映画「聖(さとし)の青春」の初日舞台あいさつを行い、劇中で自身が演じた将棋の羽生善治三冠(46)と対面した。
難病と戦いながら羽生ら棋士たちとしのぎを削った村山聖さん(松山ケンイチ)の最期の4年間を描いた作品。激似ぶりが話題となっている東出は「ものまねではダメ。監督には『精神性を勉強して、芝居をするな』と言われた。ドキュメンタリーのように撮った熱量が魅力」と振り返ったが、ご本人が登場すると照れ笑いが止まらなかった。
羽生三冠は東出と主演の松山に特製の初段免状を授与し「自分が出ているのは、ちょっと気恥ずかしい」と率直な感想。「こういう(実話を基にした)映画だと(自分が)死んでから登場すると思うので、生きて見られたのは幸運だと思います」と笑わせた。