吉田照美、36年半の歴史にピリオド 帯ラジオ番組来春終了
フリーアナウンサーの吉田照美が22日、文化放送の「吉田照美 飛べ!サルバドール」で、来年3月での放送終了を明言した。
吉田は、1980年、前身となる「てるてるワイド」から、36年半もの間、同局でラジオパーソナリティを務めてきた。吉田は番組冒頭、この日起こった福島県沖の地震について触れた後、一部スポーツ紙に同番組が終了する記事が掲載されたことに触れ「36年半帯番組、卒業と。なんか仕事辞めちゃうぐらいの勢いで、営業妨害」とジョークで笑い飛ばし、「記録的には、てるてるワイドから、その間にフリーになって、途切れたことのない記録が途絶えるだけ」とコメント。来年3月での番組終了を認めた上で、「土曜日はやってますから」と同局で出演している「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)」は続くとした。
吉田は、亡くなった大橋巨泉さんが、吉田のラジオを聞いてくれており、番組の続きが気になって、車の中で全部聞いてから家に入ったというエピソードを紹介。「お世辞もあると思うけど、ラジオをやっていた冥利につきる」とコメント。36年間で誰かを夢中にさせるラジオ番組を作れたことを喜んだ。
現在は「就活中」ともコメントし、「半年後、夜(ラジオを)やっているかも。何が起こるかわからない。一つよろしく」とあいさつしていた。