いとうまい子、大学院で介護ロボット開発
女優のいとうまい子(52)が26日、TBS系の情報番組「サタデープラス」にVTR出演し、早大大学院で介護ロボット開発に取り組んでいることを明かした。
いとうは46歳だった2010年に一念発起して早大人間科学部に入学。143ページにも及ぶ修士論文「高齢者のロトコレ継続のためのロトコレ支援ロボットの開発」を作成し、今年4月からは博士課程で学んでいる。
介護ロボット開発を志したきっかけは、早大3年とき。がんを患った父が病状が悪化し、思うように動けなくなった姿を見て、「歩けなくなった人をサポートするより、歩ける状況を長く保てるように、予防するロボットがあった方が本人にとっても、(家族の)みんなにとってもいいんじゃないかなあと」と決心したという。
いとうが開発したロボット「ロコピョン」は、うさぎのぬいぐるみの格好をしたロボットで、いとうは「1日3回高齢者を呼び出して無理やりスクワットさせるロボットです。無理やりです」と説明。寝たきりを介護するのではなく介護を予防する目的で作られたロボットで、高齢者のスクワットをアシストするという。