元サッカー日本代表でタレントの前園真聖が２７日、フジテレビ系「ワイドナショー」で、１０年ぶりに復帰した極楽とんぼ・山本圭壱について、自身の経験に照らし合わせ「あとは自分の行動で示していくしかない」と訴えた。

　番組では、極楽とんぼ・山本の１０年ぶりの吉本復帰を取り上げ議論。そこで、ＭＣの東野幸治から「復帰と言えば前園さんですが」と呼びかけられ、前園が登場。前園は、２０１３年に酒に酔い、タクシー運転手に暴行し逮捕され、その後、謹慎期間を経て復帰した経緯を持つ。「僕自身もまだ、復帰できているとは思っていなくて、僕が出ることで不快に思われている方もいると思う」と神妙にコメント。

　番組では、長嶋一茂が「今後も（山本は）重い十字架を背負ってやる。それを自分のパワーやセンスで払拭していくのはこれまで以上に大変で、その作業は応援したいが、１０年前のことは手放しでは擁護できない」など、厳しい意見が出ていた。

　それを受け、前園は山本について「僕も一緒で、皆さんに拍手してもらえることはない」と、全員が許してくれているわけではないと認識しているとコメント。「でも、チャンスを加藤さんや周りの芸人さんに頂いたのだから、あとは自分の行動で示していくしかない」と、自分に言い聞かせるように訴えていた。