目指すはイケメン二刀流、早大1年生・押田岳さんがジュノンボーイのグランプリ
俳優の武田真治(43)、小池徹平(30)らイケメン俳優を輩出した男性スターの登竜門「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が27日、都内で行われ、応募総数1万4210人の中から早稲田大学人間科学部1年生の押田岳(おしだ・がく)さん(19)がグランプリに輝いた。大河ドラマのファンでダンスサークルに所属する19歳は憧れの芸能人にV6の岡田准一(36)を挙げ、岡田も主演した大河への夢を語った。
トロフィーを受け取ったイケメン早大生は、両手を掲げてガッツポーズすると、「ビックリでしかない。捨て駒だと思っていた。めっちゃ、うれしいです」と瞳を潤ませながら、喜びをかみしめた。
「スターとしてのオーラがある」と高い評価を受け、個性あふれるファイナリスト12人の中で一番に輝いた。神奈川の実家から約3時間かけて早大・所沢キャンパスに通う19歳は、自由パフォーマンスでは175センチ、体重58キロの細身の体で得意のダンスを披露した。
告白パフォーマンスでは、ゲスト審査員のフリーアナウンサー・田中みな実(30)を相手に熱演。甘いマスクの年下男性から“告白”された田中は「スタイルが良くキラキラオーラがありキュンとした」と絶賛だ。
物腰の柔らかい大河ドラマ好きな青年は、「V6の岡田さんは、『軍師官兵衛』など歴史ものをやられていて好きです」と目標に掲げる。俳優とダンスの“二刀流”での活躍を思い描き、「大河は石田三成役でいつか出たい」と岡田との共演や大河出演に思いをはせた。
今後は各事務所の面接を受けながら、所属先を決める。同賞グランプリの先輩である俳優・溝端淳平(27)から「お兄ちゃんたちに頼って」と背中を押された新星は、「『こんな映画に出ていた』と言われる、息の長い俳優を目指したい」と今後の活躍を誓った。