今年３月に不倫が発覚し、活動を自粛していた作家の乙武洋匡氏（４０）が、２７日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜、前１０・００）に出演し、現在の生活や離婚の真相などを告白した。約９カ月ぶりに地上波テレビへの復帰を果たしたことで、８カ月ぶりにツイッターも再開。「様々な批判の声にも真摯（しんし）に向き合いつつ、ここでも発信を再開していきたい」と心機一転の心境をつぶやいた。

　番組では独身生活を送るマンションを松本人志、東野幸治らが訪問。乙武氏は、大学院の論文を書くなど、ほぼ自宅にこもりきりの“謹慎生活”を送っていたことを明かした。

　９月に離婚した真相には「妻は、私がしでかしたことは前から知っていた」と家庭内では浮気を黙認されていたが、公になったことで「想像以上の騒ぎになって、子供を守りたいというのが一番にあった」と子供のために離婚を選んだとした。

　また、週刊誌に対して不倫相手を「５人」と生々しく明かしたことを突っ込まれると「結構ベッキーさんのことが頭にあって…」と、ゲスの極み乙女。の川谷絵音と不倫関係にありながら「お友達です」と発言し猛バッシングを浴びたベッキーの存在を挙げた。「他にはありませんと言った後に、やっぱりあるじゃんと出たら、ものすごくイメージが悪くなる。ならば最初から言おうと」と、当時の心境を語った。

　今後について「こういうことをしでかし、くそみそに叩かれて、マイナスからのスタートで、どこまでやれるか真価が問われる。しっかりやり直すしかない」と心意気を語り、「もし、本格復帰させていただける際は、“ゲスの極み乙武。”として頑張りたい」と自虐気味に宣言した。