歌舞伎俳優も恋ダンス 舞踊に“まんま”のポーズが…京都の「吉例顔見世興行」
歌舞伎俳優・中村雀右衛門(61)が30日、京都市の先斗町歌舞練場で「當る酉歳 吉例顔見世興行」(12月25日千秋楽)の初日公演を行った。中村芝雀が五代目中村雀右衛門を襲名しての披露公演。華やかな舞台で、今話題の恋ダンスそっくりのポーズを発見した。
演目は雀右衛門が娘小浪を演じた「道行旅路の嫁入り(みちゆきたびじのよめいり)」。縁談が破談同然となり胸を痛める娘小浪が母の本蔵妻戸無瀬(坂田藤十郎)と旅をしている。華やかな花嫁行列を見て落ち込む娘小浪を励まそうと、奴可内(やっこべくない=中村鴈治郎)が現れ楽しげに踊る、という場面だ。
奴可内が両手の人さし指を立て、前後に構えた姿は恋ダンスそのもの。“楽しげな動き”には古今東西に共通するポイントがあるのかもしれない。
恋ダンスはTBS系のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜、後10・00)のエンディングで、主演の新垣結衣(28)や石田ゆり子(47)らが星野源(35)が歌う主題歌「恋」に合わせてキュートに披露するダンス。11月28日には元フィギュアスケーターの織田信成(29)が、自身のツイッターに羽生結弦(21)らと踊る動画をアップし、そのキレキレぶりが話題となっていた。