銀シャリ鰻 1000万円で「よしもとファイナンス」に返済 【一問一答全文(下)】
若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2016」の決勝戦が4日、東京・テレビ朝日で行われ、05年結成の銀シャリが12代目王者に輝いた。3503組の頂点に立ったコンビとの一問一答全文を(上)(中)(下)で詳報する。以下は(下)。
-漫才が終わった時点で手応えは。
橋本「難しい戦いやと思ってた。(票が)割れるやろなと。審査員の方の好みになるかなと」
-優勝賞金の使い道は。
鰻「ちょっとね…。今まで適当に、いろんな番組で言うてしもたんですよ。セットを変えるだとか…。ヤバイですよ」
橋本「鰻さん、去年借金しましたもんね。結婚して、ハワイでハネムーンして」
鰻「そうなんですよ。親の分と、向こうの親の分も全部出して、380万出したんです。そんな金あるわけないじゃないですか。よしもとファイナンスで借金して、まだ返し終わってないんです。そこに入れようかなと」
橋本「ホンマはV旅行に行きたかったんですけど。僕は(金を)ちらつかせて結婚したいですね。彼女もいないんで、婚活代に充てたいなと」
-鰻さんは、先祖が2人、鰻を食べて亡くなったとか。
鰻「過去にテレビで食べさせられそうになったんですよ」
橋本「結局、失敗が死ぬと言うことなんです」
鰻「大学の教授が『冗談でも止めて下さい』と言ってました。脳が思い込んだら、本当に死ぬらしいんです」
-1年間の苦労は。
「和牛とスーパーマラドーナさんが、一緒に出てた中でも大阪組なんで、今日(最終決戦に)3組が残ったのが感慨深かったですね。スーパーマラドーナさんとか、NGKで夜中までネタ作ってるの見てたんで…。今まではM-1を取るのが夢物語だったけど、去年決勝に初めて行けて、本気で優勝したいなって思ったので、ネタの微調整をすごいやった。数もたくさん作りました。勝負は今年や!という感覚でやってたんで、ロケの合間でもやってました」